ふじのくにエコチャレンジ

参上！　　　予告どおり！
今が旬の打ち水の効果や工夫をお伝えします。

　県産材でできたひしゃくと桶です！


まず、

そもそも何で打ち水をするのでしょうか？
･･･････A　効果があるから。（涼みたいから、も正解）

その効果について、主に2つの｢気温を下げるしくみ｣でご紹介！

気化熱　撒かれた水が蒸発するとき、周囲の熱を奪うため気温が下がる現象です。
涼風　打ち水したところと、していないところには気温差が生まれます。
　（空気は、気温の低いところから高いところへ流れる性質があるため涼風が発生）

ちなみに、10人以上で打ち水をして、気温が最高2℃くらい下がったことがあります。
気温が2℃下がると、冷房関連の電気使用量を最大4％程度下げる事ができるという説も。

結構効果あるんですね。昔からの日本人の知恵。エライ！


また、いくつかカンタンにできる、打ち水エコ工夫もご一緒に
　①朝とか夕方の涼しい時間にしよう！　
　（1番暑い時間帯だと、水がすごい勢いで蒸発して、その時の温度によっては
　　逆に蒸し暑い感じがすることがあるから）
　②日陰や風通しのヨイ場所へ！　
　（しかも広範囲にやるのがオススメ。家の壁面やエアコンの室外機もOK！
　　→直接は避けたほうがよい場合もあるので気をつけてね！）
　③2次利用水を使おう！
　（お風呂の残り湯や、雨水を溜めて使うと節水に。入浴剤を使っている家はちょっと注意！）

番外編で、うちの父がやっているのですが、夕方、ベランダの緑のカーテン（ゴーヤ）に水を上げる際、
ついでにすだれにもシャ～っと水をかけています。夜部屋に吹き込む風が涼しくなりますよ～　

｢日本人の夏の知恵｣つながりで、緑のカーテンについても、暑いうちにご案内します。
お楽しみに~


　2014年度のブログはこちら→http://fec2014.eshizuoka.jp/
　今年もエコ情報など紹介中★ぜひご覧ください!